YMSに行く理由
全然更新してなくてすみません。
ご訪問ありがとうございます。
今回は私がYMSに行った理由、そしてイギリス生活中に考えた目標についてお話しようと思います。
①理由
・イギリスへの憧れ
実は私、ハリーポッターやビートルズ、フットボール、不思議の国のアリス、パディントンなどなどイギリスで有名なもののどれ一つもファンではありません。
ごめんなさい…ただ漠然とイギリスに対する憧れが大学生の時からありました。
大学生の時、21歳で初めてイギリスに3週間の語学留学で来たのですが、
あの時の感動、毎日のわくわく感がずっと心に残っていて、
一度でいいからイギリスに住みたい!日本で就職して仕事をしている間もずっとそう思っていました。
・後悔のない人生にしたい=海外で生活してみたい
看護師として働く中で、人間の生と死に向き合う機会がたくさんありました。
いつまで健康でいられるか分からないし、5年後には病気になっているかもしれない。もし明日死ぬってなったら、私は海外生活をしてみたかったと後悔するんだろうな。無謀かもしれないけど、やりたいことを今できる時にやろう!
私と関わってくれたたくさんの人にパワーをもらって、仕事を辞めて渡英する決断をしました。
・海外の医療現場を経験したい
もともと、世界で活躍したいという思いがあって。海外協力系とか。
直接人の役に立てる医療で。だから資格職である看護師を選びました。
海外の医療現場で働きたい、ナイチンゲールが看護学を設立したイギリスで。自分の看護観が世界で通用するのか試してみたかった。
以上が私のYMSで渡英した理由です。
もともとは大学院留学も考えていたのですが、
実際に現場で働くことを考えるとYMSが私にとってはベストでした。
さて次は、イギリスで見つけた私の目標です
①いろんな世界を生で体験すること
毎週毎週、ヨーロッパもしくはイギリス国内旅行をしていました。
理系だったので世界史は疎かったのですが、ウィーンに行って歴史の重みを感じました。そこからヨーロッパの歴史に興味を持ち始め、今自由にいろんな国に旅行に行けることにありがたさを痛感しました。
それから芸術。絵画や音楽、いろんなものに触れてみる。
それまで美術館も博物館も全然興味なかった。けど、何百年経っても評価されるものがここにはあって。
今みたいな科学技術もない世界で、命がけで創り出されたその様々な作品。
時を超えて目の前にあることに感銘を受けました。
②価値観を受け入れること
いろんなバックグラウンドの人がいるロンドン。自分なんて少数派のただのアジア人の一人。日本では自分がマジョリティなのに、ここではマイノリティ。
宗教や考え方みんな違って、時々衝突することもあったし、泣くこともたくさんありました。でも受け入れること。相手の考え方を知ること。
郷に入っては郷に従え。
寛容な心を持てるようになったと思います。笑
③英語力向上
せっかくイギリスにいるんだから、ね。
日本食レストランは言葉も通じるし楽でした。でもそれじゃあ意味がなくて。
だってそれじゃ日本にいるのと変わらないんだもん。
だから、絶対現地の仕事に就きたかった。語学学校もいいけど、もう飛び込んじゃえ!
生のリアルの英語を学ぶことができるから、すごく良い経験だったなと思います。
私のつたない英語をイライラせずに我慢強く理解しようとしてくれた同僚に感謝。
④ポンド貯金
今思えばお金は後で日本でいくらでも取り戻せるから、これは重視しなくてよかったと思ってる。
けど、いかにお金を節約するかノウハウを学べたので良かったのかな。
貯金がなかったら旅行も行けてなかったので、結果良し。
長くなりましたが、「これが私のYMSその2」です。
全部自分一人じゃできなかったことです。
渡英を認めてくれた両親、大家さん、フラットメイト、上司、同僚…
周りの人たちのおかげで、充実したイギリス生活を送ることができました。
この場を借りてありがとうございました。
一生分の人からの親切をもらって気がするし、
自分も恩返しができる人間にならなきゃなと思う次第です。
YMSとは?
YMSって何?ワーキングホリデーとは違うの?
基本的なところから記事にしていこうと思います。
★概要
そもそもYMSとはYouth Mobility Schemeの略です。
VISAはTier 5となります。(留学の場合はTier4 VISAです)
YMS≒イギリスのワーキングホリデー
という認識でもいいと思います、が、決してイコールではありません。
ワーキングホリデーの定義は、観光目的OKの異文化での生活楽しむもの。
2国間の協定に基づいて、青年が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。(WIkipediaより抜粋)
イギリス政府のHPを見るとYMSは「Work in the uk」のビザとなっています。
あくまでも就労目的ビザであり、イギリスでフルタイムの正規職員として働くことが可能です。
空港で入国するときには必ず「Tier 5 visa」を持っていることを伝えなければなりません。
ワーキングホリデーなんて言った場合こんなトラブル↓も起こり得るみたいです。
ワーホリネットさんによると
ワーキングホリデーとは全く異なる、「英国政府による高い税収を目的としか正規就労に特化したビザです。
YMSではアルバイトよりも正規就労が推奨されていて、イギリス滞在中に無職で納税記録がない場合は、不法滞在者と同じ扱いになり、帰国時に罰則が与えられたり、次回異なるビザを申請するときに審査が厳しくなるリスクが生じます。
語学学習のためだけにイギリスに行くのであれば、YMSではなく留学(Tier 4ビザ)を取得するようにということ。
まとめると
イギリスで働いて税を納めることが絶対!
それがYMSです。
★申請条件
こちらのHPが分かりやすいです。
YMSは抽選で選ばれなければTier 5のビザが取得できません。選ばれるのは1000人。
年に2回(1月と7月) ※2020年はCOVID-19の影響により7月→9月
You can apply for a Tier 5 (Youth Mobility Scheme) visa if you:
- want to live and work in the UK for up to 2 years:2年間の滞在が可能
- are aged 18 to 30:申請時点で18歳以上30歳以下
- have £1,890 in savings:約26万円の貯金があること
申請ができない条件としては
・すでにYMSでイギリス滞在したことがある
・同居している子供、経済的に自立していない子供がいる
・申請時にイギリス国内に滞在している
となっています。
ちなみに申請できる国は
日本、オーストリア、カナダ、台湾、韓国、モナコ、ニュージーランド、香港
ワーキングホリデーというと1年しか滞在できない国が多いようですが、
イギリスのYMSでは最大2年間滞在ができるんです。
どう過ごすかは自分次第。
せっかくなら有意義な2年間にしたいですよね。
次回は私がなぜYMSに行こうと思ったのかまとめていきます!
はじめに
はじめまして。
Mayです。
簡単に自己紹介をさせて頂きます。
看護師として2年半大学病院で働いた後、
YMSで2018年9月渡英しました。
渡英してからは語学学校に半年通い、
卒業した後はNHSでNursing assistantとして働いていました。
イギリス在住の期間に20か国以上を旅行(ほとんどひとり旅)、
貯金、日本食レストランとのダブルワークと充実した日々を過ごしていた矢先、
COVID-19病棟での勤務やロックダウンを経験。
VISAの期限を5か月残していましたが死に物狂いで日本へ帰国しました。
(コロナ禍で帰国したことに関して賛否両論があるのは承知です。
壮絶な医療現場でのやるせなさ、自身の感染、イギリス政府の対応の出遅れ、同居人の方々へ迷惑をかけたこと、帰国することへの罪悪感と悔しさ、同僚たちに何も言えなかったこと、日本にいる両親や祖母や友人に心配をかけたこと、いろんな感情がぐちゃぐちゃで葛藤した末に決めたことでした。まだ受け止め切れてない思いもたくさんあります。また後日記事にさせてください。)
ブログを始めた目的は正しい情報を、いろいろな情報をYMSや留学で渡英する方にお伝えできればと思ったからです。
私自身、渡英に際してたくさんのブロガーさんの記事を参考にさせて頂いていました。
イギリスで生活する中で気づいたこと、失敗したこと(前回の記事のコンタクト洗浄液などなど)がたくさんありました。
現地で友達になったYMSの韓国人や台湾人の方々は知っていることが、
日本人コミュニティではあまり知られていないことだったり。
そのような情報がどなたかの役に立つのなら、
私も情報を受け取る側にいるだけでなく発信する側になろう!と思い、
ブログを始めました。
当時はリアルタイムで記事を書いていたのですが、一度気持ちを切り替えて再スタートしたいと思い、新たなブログを立ち上げました。
2018年9月-2020年4月の情報となりますことをご了承ください。
基本的にYMSで渡英する方へ向けての情報をメインとしていきますが、
イギリス生活でのお得情報や
ヨーロッパ旅行のコツ?なども書いていく予定です。
長文を読んで頂きありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
イギリスのコンタクト洗浄液
イギリスでコンタクトレンズ洗浄液に似た間違ったものを買って使っている人がいる。
実はそれがブログで情報発信を始めようと思ったきっかけです。
イギリスではコンタクトレンズをしている人が少ないこともあるのでアイケアグッズが少ない。※目薬を除く
だからワーホリブログを見ていてもアイケアに関しては圧倒的に情報が少なかったんですね。
そもそも私自身、コンタクト洗浄液、間違えて買って使っていました。
「イギリス コンタクト洗浄液」と検索したらその画像が出ていたので使っていたのですが、それは殺菌作用のある洗浄液ではありませんでした。
それに気づかず3か月ほど使用していて、視力の低下を自覚。
日本語のブログで紹介されていたからと情報を鵜呑みにしてはいけませんでした。
それがこれ。
BootsのHPより引用。
Bootsで£1-2で売っています。コンタクトレンズって書いてあるし、ゆすぐ、水分補給の趣旨の表記があるので、安さに惹かれ買ってしまう方が多いと思います。
開けて見ても日本で見かけるようなコンタクト洗浄液と見た目は同じ。
でもこれ殺菌作用がないものなんです。
成分表記を見ても水、塩分…水道水で洗いたくない人への生理食塩水といったものだと思われます。
コンタクトレンズをすすぐだけなら利用OKです。これに浸して殺菌などはNGということ。
コンタクトレンズを液に浸して洗浄される方は、
コンタクト洗浄液はdisinfectと記載されているものを購入してください。
Bootsで売ってることは売っているのですが1本120mlだったりセットでも£15-25と高め。
なのですがAmazonだと圧倒的に安い。240×3本で£15前後(時期により変動します)。
コンタクトケースも3つついているので助かる!
以下リンクよりAmazonのサイトへアクセスできます。
私と同じように生理食塩水とは知らず、それを使って洗浄している友人がいたので
改めて注意喚起を兼ねて記事にしました。
これから留学やワーホリなどなどでイギリスに滞在する方の参考になれば幸いです。